盲導犬の里 富士ハーネスは、朝霧高原にあります。

盲導犬のデモンストレーションがあると聞き、行ってきました。スタッフの皆様、盲導犬ユーザー、ボランティア・支援者の暖かい気持ちと強い絆で「この子たち」は育っています。日本で活躍している盲導犬は、約1,000頭。

盲導犬のお仕事は、３つ。

①道の角を教える。（左に角がある場合）角に来ると、左に身体を向けてとまる。

②障害物を教える。障害物を避けて歩いたり、障害物とパートナーの間に入る。

③段差を教える。段差に来ると前の両足を１段目に乗せとまる。

盲導犬は盲導犬ユーザーに温かく寄り添い、心を通わせ、まさに人生のパートナーとして大きな役割を担っています。

施設内には、盲導犬としての仕事を終えた引退犬、スタッフの方と楽しく、そして厳しく教育を受けているデビュー前の「子どもたち」、大自然の中で「この子たち」は、視覚に障がいをお持ちの方のため、一生懸命がんばっていました。

來夢コンシェルジュは、目の見えない人、見えにくい人が行きたい時に、行きたい場所へ行くことができるように、お手伝いいたします。

最後に、読者の皆様に２つのお願い。

身体障害者補助犬法

盲導犬は特別な訓練を受けている犬です。「身体障害者補助犬法」に基づいて、さまざまな場所に同伴することが認められています。ところが、盲導犬を連れた人が飲食店や宿泊施設、医療機関、交通機関などを利用する際、「動物は入れません」と利用を拒まれることがまだまだあります。皆様のご理解をお願いいたします。

ひとことボランティアをお願いします。視覚に障がいを持った方を見かけたら、ぜひ、「何かお手伝いできることはありませんか？」と声をかけてみてください。信号が青になってもわからないことがあります。待ち合わせの場所がわからないことがあります。ぜひ、ひとこと。ご協力をお願いいたします。